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    2023年5月26日 15時14分

    話題株ピックアップ【夕刊】(2):ソニーG、ニチレイ、コニシ

    ■ソニーグループ <6758>  13,365円  +95 円 (+0.7%)  本日終値
     ソニーグループ<6758>が続伸。ソニー・インタラクティブエンタテインメントが25日に放送した映像配信番組「PlayStation Showcase」で、新デバイス「Project Q」を23年内に発売を予定していると発表したことが好材料視された。「Project Q」は、Wi-Fi経由のリモートプレイを通じて、PS5本体にインストールされている対応ゲームを遠隔でプレイする携帯型のゲーム機。8インチ液晶ディスプレーを備え、自宅のテレビから離れているときでも、PS5からストリーミングされる滑らかなゲームプレイを鮮明なビジュアルで楽しめるとしている。

    ■ニチレイ <2871>  3,040円  +10 円 (+0.3%)  本日終値
     ニチレイ<2871>は4日ぶりに小反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が25日付で投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を3000円から3400円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、主力の冷凍食品と低温物流事業が、社会課題解決型のビジネスモデルとして持続的な成長が見込まれると評価。また、かつてないスピードで進めてきた値上げ効果と、新工場などの稼働率向上により、24年3月期下期以降の加工食品事業の利益率が向上局面にシフトすると予想しており、24年3月期の営業利益予想を340億円から345億円へ、25年3月期を同370億円から380億円へそれぞれ引き上げた。

    ■コニシ <4956>  2,174円  +3 円 (+0.1%)  本日終値
     コニシ<4956>が4日ぶりに反発。午後1時30分ごろに、26年3月期に営業利益97億円(23年3月期74億2100万円)を目指す中期経営計画を発表したことが好材料視された。ボンド、化成品、工事事業の各分野で新規開拓強化や成長分野への注力を推進するという。また、3年間で過去最大となる約60億円の自社株買いを計画し、総還元性向約60%(3期平均)を目指すとしている。

    ■GMO-GS <3788>  3,330円  -160 円 (-4.6%)  本日終値
     GMOグローバルサイン・ホールディングス<3788>は昨年1月以来、およそ1年4カ月ぶりの安値圏に沈んでいる。今月11日に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高が前年同期比7.7%増の42億3200万円と増収トレンドを維持した一方、営業利益は同25.9%減の3億8400万円と大幅減益で着地した。電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」をはじめとする各種サービスの販売が堅調だったものの、広告宣伝費や人件費などの先行投資が利益を圧迫した。決算悪を受け、同社株は下落基調が続いている。

    ■INPEX <1605>  1,511円  -50 円 (-3.2%)  本日終値
     INPEX<1605>が軟調、石油資源開発<1662>も売られた。ロシアのノバク副首相が、OPEC(石油輸出国機構)とロシアなどで構成する「OPECプラス」の追加減産の可能性に否定的な見方を示したと伝わった。これを受け、米国の原油先物相場は、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が3%を超す下げとなり、原油関連株の売り圧力を強める格好となった。

    ■OBC <4733>  5,240円  -100 円 (-1.9%)  本日終値
     オービックビジネスコンサルタント<4733>が5日続落した。SBI証券が25日、OBCの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。目標株価も5700円から5500円に減額している。「奉行i10シリーズ」のサポート終了を控え、バージョンアップ需要が見込まれるなか、クラウド製品のラインアップがそろっていることもあって、同証券はクラウド更新比率の予想を2割から3割に見直した。半面、単年度で業績に寄与するオンプレミスの更新比率を引き下げ、売り上げの水準も前回の予想から下方修正した。同社の24年3月期の営業利益に関しては、これまでの181億7000万円から171億4000万円に見直している。

    ■マネックスグループ <8698>  484円  -8 円 (-1.6%)  本日終値
     マネックスグループ<8698>が3日続落した。同社傘下の暗号資産交換業者であるコインチェックを巡り、同社の持ち株会社と特別目的買収会社(SPAC)との合併を通じて米国で上場する計画に遅延の可能性が出たと、一部で報じられた。米国での上場にともなうマネックスGの事業面でのポジティブな影響への期待を後退させ、売りを促す要因となったようだ。ナスダック上場のSPACであるサンダーブリッジキャピタルパートナーズ<THCP>が、合併に関連する取引の期限を1年延長する必要があるとの議案を、株主総会の招集通知案で提示したという。

    ■三菱UFJ <8306>  906.5円  -6.1 円 (-0.7%)  本日終値
     三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が冴えない。この日、日銀の植田和男総裁に対する報道各社による共同インタビューの内容が伝わった。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)に関し、効果と副作用をにらみ、そのバランスに変化があればYCCの修正はあり得る、などと発言。一方、物価目標を巡っては、持続的・安定的な2%の達成には届いていないとの認識を示した。拙速な金融引き締めがもたらすマイナスの影響についても言及するなど、現時点では緩和策の維持が妥当との考えを示した。銀行株に対しては、YCC修正に伴う金利上昇と利ザヤ改善を見込んで買い上がる姿勢は限定的となっている。三井住友フィナンシャルグループ<8316>や、りそなホールディングス<8308>も軟調。みずほフィナンシャルグループ<8411>は朝高後、伸び悩んだ。各メディアの報道によると、植田総裁は、政策変更は持続的・安定的な物価2%の達成が見込めるかどうかで判断するとし、賃金そのものを目標としているわけではないと述べたという。

    ■燦キャピタル <2134>  23円  +14 円 (+155.6%)  本日終値
     燦キャピタルマネージメント<2134>が急伸。同社は25日取引終了後、経営コンサルティングや事業再構築コンサルティングなどを手掛ける桂経営ソリューションズ(大阪市中央区)と業務提携したと発表しており、これが材料視されたようだ。同社は、桂経営が抱える2000社を超える顧客及び桂経営主催のセミナーに集う企業から有望な投資先を発掘して投資。また、桂経営の顧客に対して金融・財務ノウハウがコンサル業務を通じて提供されることで、その対価としてコンサル業務報酬を得るとしている。

    ■monoAI <5240>  1,590円  +300 円 (+23.3%) ストップ高   本日終値
     monoAI technology<5240>が後場ストップ高。正午ごろ、オンラインゲーム「フォートナイト」に特化した企業独自のメタバース空間制作サービスを開始すると発表しており、これを好感した買いが入った。「フォートナイト」は、米エピックゲームズが配信しているオンラインゲームで、総プレイヤー数5億人以上、月間アクティブユーザー数7000万人のユーザー数を誇るメタバースプラットフォーム。ユーザーはオンラインで対戦するバトルモードのほか、ユーザーがフォートナイト上に独自のメタバース空間及びオリジナルゲームを制作することができる「クリエイティブモード」で自由に遊べるようになっている。なお、同件による23年12月期業績への影響は軽微としている。

    株探ニュース