2022年6月24日 3時53分
ライトエイドが決算受け大幅高 感染以外の処方箋が増加=米国株個別
ドラッグストアのライトエイド<RAD>が大幅高。取引開始前に3-5月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想ほど拡大しなかったほか、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の1株損益の赤字見通しは拡大したものの売上高は上方修正した。
小売り薬局部門の売上高はワクチン・検査の減少および店舗閉鎖により前年比0.1%の減収となったが、新型ウイルス感染以外の処方箋の増加により相殺された。
1株損益の赤字見通しの拡大については、以前発表した店舗閉鎖による施設閉鎖費用及び減損費用の増加および近年の金利上昇に伴う支払利息の増加が要因としている。ただ、その一部は店舗閉鎖のスクリプトファイル売却に起因する資産売却益の増加により相殺されるとも述べた。
通期の売上高見通しの上方修正については、エリクシールでの高額薬剤の利用増加が寄与すると見込んでいるようだ。
(3-5月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.60ドル(予想:-0.66ドル)
・売上高:60.1億ドル(予想:56.9億ドル)
小売り薬局:43.5億ドル(予想:44.6億ドル)
サービス薬局:17億ドル
・EBITDA(調整後):1.00億ドル(予想:0.98億ドル)
(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.66~-1.19ドル(従来:-0.53~-1.06ドル)(予想:-1.41ドル)
・売上高:236~240億ドル(従来:231~235億ドル)(予想:229.1億ドル)
サービス薬局:62.5~63.5億ドル(従来:54.5~55.5億ドル)
・EBITDA(調整後):4.60~5.00億ドル(予想:4.58億ドル)
(NY時間14:41)
ライトエイド<RAD> 7.91(+1.20 +17.83%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
小売り薬局部門の売上高はワクチン・検査の減少および店舗閉鎖により前年比0.1%の減収となったが、新型ウイルス感染以外の処方箋の増加により相殺された。
1株損益の赤字見通しの拡大については、以前発表した店舗閉鎖による施設閉鎖費用及び減損費用の増加および近年の金利上昇に伴う支払利息の増加が要因としている。ただ、その一部は店舗閉鎖のスクリプトファイル売却に起因する資産売却益の増加により相殺されるとも述べた。
通期の売上高見通しの上方修正については、エリクシールでの高額薬剤の利用増加が寄与すると見込んでいるようだ。
(3-5月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.60ドル(予想:-0.66ドル)
・売上高:60.1億ドル(予想:56.9億ドル)
小売り薬局:43.5億ドル(予想:44.6億ドル)
サービス薬局:17億ドル
・EBITDA(調整後):1.00億ドル(予想:0.98億ドル)
(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.66~-1.19ドル(従来:-0.53~-1.06ドル)(予想:-1.41ドル)
・売上高:236~240億ドル(従来:231~235億ドル)(予想:229.1億ドル)
サービス薬局:62.5~63.5億ドル(従来:54.5~55.5億ドル)
・EBITDA(調整後):4.60~5.00億ドル(予想:4.58億ドル)
(NY時間14:41)
ライトエイド<RAD> 7.91(+1.20 +17.83%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美