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    2022年6月22日 15時20分

    話題株ピックアップ【夕刊】(3):INPEX、enish、ザイン

    ■INPEX <1605>  1,486円  -61 円 (-3.9%)  本日終値
     INPEX<1605>や石油資源開発<1662>は朝高後に値を消す展開。21日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前営業日比1.09ドル高の1バレル=110.65ドルと反発した。米国などの急激な利上げによる景気減速が警戒され、先週末に原油価格は下落したが、原油相場の需給逼迫は続くとの観測は強く値頃感からの買いで原油相場は上昇した。ただ、INPEXや石油資源への戻り売り圧力も強く上値は抑えられている。

    ■東京エレクトロン <8035>  44,900円  -1,800 円 (-3.9%)  本日終値
     東京エレクトロン<8035>が反落。前日は突っ込み警戒感からの買い戻しが入り、11日ぶりに反発に転じたが、戻り売りも厚く上げ幅は1100円強にとどまっていた。きょうは一時2000円安以上に売り込まれる場面があり、前日に上昇した分を吐き出す格好となっている。足もとの半導体需要は旺盛で、主要半導体メーカーで構成されるWSTS(世界半導体市場統計)は今月に入って、22年の世界市場について従来見通しから7.5%上方修正し6464億ドルとする予想を発表した。しかし、そうしたなかにあって世界的に半導体関連株の動きは弱い。インフレ高進を背景に各国中央銀行の金融引き締めの動きが相次ぐなか、個人消費の停滞が浮き彫りとなっている。特にパソコンやスマートフォンの出荷が急減速していることで、半導体需要の低減に対する懸念が関連銘柄の売りを誘発している。東京市場では、同社株はシンボルストックとしてマーケットの関心が高い。

    ■西松屋チェーン <7545>  1,366円  -26 円 (-1.9%)  本日終値
     西松屋チェーン<7545>が反落。21日の取引終了後に発表した6月度(5月21日~6月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比2.1%減と2カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。水着やビーチバッグなどプール用品の売り上げが前年を大きく上回ったほか、育児・服飾雑貨の売り上げは月度を通じて好調に推移したが、月度中ごろに気温が低下したことで、夏物衣料の売上高が前年を下回った。なお、全店売上高は同1.3%増だった。

    ■チェンジ <3962>  1,732円  -28 円 (-1.6%)  本日終値
     チェンジ<3962>は反落している。21日の取引終了後、スタートアップが公共ビジネスに参入し、国や自治体向けの事業を強化するための支援プログラムを展開すると発表したが、好反応の動きは限定的のようだ。これまで培ってきた公共調達に関するノウハウをスタートアップに展開することで、公共向けデジタルトランスフォーメーション(DX)事業を加速させるという。具体的には、マーケット調査・参入戦略立案からプロダクト開発・マーケットフィット及びマーケティング・販売手法の確立というバリューチェーンを網羅した支援プログラムを展開するという。

    ■NECネッツエスアイ <1973>  1,806円  -17 円 (-0.9%)  本日終値
     NECネッツエスアイ<1973>が底堅い。この日の午前中、米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>と新サービスに関するリセラー契約を締結し、音声クラウドサービス「Zoom Phone」の企業向け新サービスの提供を開始したと発表。「Zoom Phone」は、ズーム社が提供する使いやすさとサービス品質で高い評価を受けている企業向け音声クラウドサービス。今回提供を開始した新サービスは、IP電話回線を使用するため、電話交換機などの設備が不要で低価格かつ早期の導入が可能であることや、契約の最小単位が低く設定されているため企業規模を問わず幅広い利用者に提供可能であることなどが特徴という。

    ■住友重機械工業 <6302>  3,085円  -10 円 (-0.3%)  本日終値
     住友重機械工業<6302>が底堅い動き。午後0時30分ごろ、次世代陽子線治療システムの開発に成功したと発表。開発中の次世代陽子線治療システムのビーム試験を西条工場(愛媛県西条市)で実施し、所定の照射性能を達成することを確認したという。これにより、陽子線照射時間の短縮、設備導入に必要な建屋体積の低減、患者位置決めのシンプル化を実現する。

    ■enish <3667>  388円  +80 円 (+26.0%) ストップ高   本日終値
     enish<3667>が急騰。日本経済新聞電子版が前日21日、「ブロックチェーン(分散型台帳)事業をてがけるハッシュポート(東京・港)はゲーム会社enish(エニッシュ)と組み、ゲーム内で使えるトークンを発行しやすくする仕組みを開発した」と報じており、これが材料視されたようだ。記事によると、ハッシュポートの子会社がトークンの発行体となってゲームトークンを設計し、発行したトークンは仮想通貨取引所へ上場する予定にあるという。また、このトークンについて当初10億円の販売を目指すとされている。

    ■ザインエレクトロニクス <6769>  896円  +150 円 (+20.1%) ストップ高   本日終値
     ザインエレクトロニクス<6769>はストップ高。午前9時ごろ、同社の独自技術が米エヌビディア<NVDA>の業界最新最高機能のゲーミングモニターを駆動するG-SYNCプロセッサーに採用されたと発表しており、これを好感した買いが入った。今回採用されたのはザインのV-by-OneHS技術で、テレビや有機ELディスプレーなどで活用され、高解像度テレビ内部の情報伝送技術における事実上の世界標準となっているという。シンプルな情報伝送プロトコル、低消費電力、情報伝送ケーブルの選択肢などの柔軟性などを特徴としており、今後はEV化が進む自動車市場における車載カメラのほか、監視カメラ、セキュリティー、複合機などへの拡販を続けるとしている。

    ■川本産業 <3604>  1,025円  +89 円 (+9.5%)  本日終値
     川本産業<3604>が急伸。この日の複数のメディアで、天然痘に似た症状の感染症「サル痘」に感染した疑いのある患者が韓国で初めて確認されたことが報じられた。これまで欧米を中心に感染者が増加していたサル痘が隣国の韓国に拡大した可能性が高まったことから、これを受けて株式市場では新型コロナウイルス感染拡大時に買われた感染症対策関連株の一角に再び物色が向かう展開となっている。川本産業のほか、アゼアス<3161>、中京医薬品<4558>が高い。

    ■ジェイック <7073>  2,630円  +228 円 (+9.5%)  本日終値
     ジェイック<7073>が大幅続伸。21日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を1万株(発行済み株数の1.10%)、または3000万円としており、取得期間は6月22日から12月21日まで。経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行及びM&Aにおける活用などを目的としているという。

    ●ストップ高銘柄
     コムシード <3739>  472円  +80 円 (+20.4%) ストップ高   本日終値
     ビーマップ <4316>  510円  +80 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値
     セイヒョー <2872>  9,960円  +1,500 円 (+17.7%) ストップ高   本日終値
     シンワワイズ <2437>  1,117円  +150 円 (+15.5%) ストップ高   本日終値
     キャンバス <4575>  745円  +100 円 (+15.5%) ストップ高   本日終値
     など、7銘柄

    ●ストップ安銘柄
     サイバーステップ <3810>  807円  -150 円 (-15.7%) ストップ安   本日終値
     以上、1銘柄

    株探ニュース