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    2022年6月10日 11時37分

    話題株ピックアップ【昼刊】:エニーカラー、ラウンドワン、積水ハウス

    ■ANYCOLOR <5032>  6,510円  +1,000 円 (+18.2%) ストップ高   11:30現在
     ANYCOLOR<5032>がストップ高の6510円に買われている。同社は8日に東証グロース市場に新規上場し、上場初日はカイ気配のまま取引を終了。2日目に公開価格1530円の3.1倍にあたる4810円で初値をつけ、その後ストップ高の5510円に上昇し取引を終えていた。Vチューバーグループ「にじさんじ」の運営などを行っており、成長性への期待が強いようだ。

    ■ラウンドワン <4680>  1,700円  +145 円 (+9.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
     ラウンドワン<4680>は急騰。9日の取引終了後に発表した5月度売上高(速報)で、国内既存店売上高は19年5月との比較で1.3%増となったことが好感されている。ボウリングが同10.3%減、カラオケが同10.8%減、スポッチャが同7.6%減と軒並み減少したものの、アミューズメントは同13.8%増となったことが寄与した。なお、直近1週間(5月30日~6月5日)の既存店売上高もアミューズメントが寄与し、19年同期間との比較では約5%増だった。

    ■太平洋セメント <5233>  2,113円  +163 円 (+8.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
     太平洋セメント<5233>が大幅高となっている。同社はきょう、石炭価格の変動をセメント販売価格に適時反映させる「石炭価格サーチャージ制度」を導入すると発表。市況に応じた転嫁を進めやすくなるとの見方から採算改善などが期待されているようだ。対象製品はセメント・セメント系固化材で、実施時期は9月1日出荷分から。背景には、ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに、セメント製造用の石炭価格が前例のない水準まで高騰し、企業努力だけで吸収することが極めて困難になったことがあるとしている。

    ■IDOM <7599>  746円  +32 円 (+4.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
     IDOM<7599>が高い。SMBC日興証券が9日付で投資評価「1」、目標株価910円で新たにカバレッジを開始したことが材料視されているようだ。同証券によると、短期的なカタリストは乏しいが中長期的に投資妙味があると指摘。中古車小売業で上位企業による寡占化が進むなか同社はその1社であるとし、川上インフレや人手不足などの小売業が直面している問題の影響は限定的とみている。バリュエーションの低さや配当利回りの高さにも注目としている。

    ■積水ハウス <1928>  2,380.5円  +76.5 円 (+3.3%)  11:30現在
     積水ハウス<1928>が高い。9日の取引終了後、23年1月期第1四半期(2~4月)の決算を発表。売上高が前年同期比22.2%増の7436億7100万円、営業利益が同60.5%増の877億6900万円で着地しており、これが好感されているようだ。高付加価値提案に注力したことで、国内外の住宅事業の受注が好調に推移した。なお、通期の売上高は前期比7.6%増の2兆7870億円、営業利益は同2.5%増の2360億円の見通し。あわせて、米国の戸建て住宅会社を買収すると発表した。取得価格は約5億1400万ドル(約690億円)。

    ■物語コーポレーション <3097>  6,000円  +170 円 (+2.9%)  11:30現在
     物語コーポレーション<3097>が大幅続伸している。9日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高(速報値)で、既存店売上高が前年同月比38.2%増と6カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。主力の焼肉部門が同38.1%増となったことが牽引した。このほかラーメン部門、お好み焼部門、ゆず庵部門、専門店部門の全てで売り上げを大幅に伸ばした。

    ■ロック・フィールド <2910>  1,384円  -75 円 (-5.1%)  11:30現在
     9日に決算を発表。「今期経常は3%減益へ」が嫌気された。
     ロック・フィールド <2910> [東証P] が6月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年4月期の連結経常利益は前の期比71.9%増の21.8億円に拡大したが、23年4月期は前期比3.2%減の21.1億円に減る見通しとなった。
      ⇒⇒ロック・フィールドの詳しい業績推移表を見る

    ■東京エレクトロン <8035>  55,920円  -1,590 円 (-2.8%)  11:30現在
     東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株が軟調。前日の米国株市場では10年債利回りが1カ月ぶりの水準まで上昇したことを受けハイテク系グロース株への売り圧力が強まり、半導体セクターでも株価を下げる銘柄が目立った。半導体製造装置世界トップのアプライド・マテリアルズ<AMAT>が4.6%安に売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下げも顕著だった。これを受けて、東京市場でも半導体製造装置の主力銘柄に、目先利益確定の売りが優勢となっている。

    ■F&LC <3563>  3,105円  -85 円 (-2.7%)  11:30現在
     FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が反落している。消費者庁が9日、同社傘下のあきんどスシローに対して景品表示法違反(おとり広告)を認定し、再発防止を求める措置命令を行ったと発表しており、利用者離れを懸念した売りが出ているようだ。スシロー全店で21年9月から12月に実施したキャンペーンで、テレビCMやホームページなどで宣伝を行っている間、実際には多くの店舗で限定商品が提供されていない時期があったとしている。

    ■ソフトバンクグループ <9984>  5,514円  -145 円 (-2.6%)  11:30現在
     ソフトバンクグループ<9984>は4日ぶりに下値を探る展開となっている。同社株は5月下旬以降戻り足を強めていたが、目先利益確定を急ぐ動きが出ている。前日に行われたECB理事会の結果を受け、世界的に金融引き締めに対する警戒感が高まっており、米国でも10年債利回りの上昇を背景にハイテク株への売り圧力が強まった。そのなか、ナスダック総合株価指数は2.7%強の下落で主要株価3指数の中でも最も下落率が大きかった。ソフトバンクGは米ハイテク株に積極投資を行っている関係でナスダック市場との株価連動性が高く、足もと風向きが悪くなっている。また、前日は同社が出資する中国電子商取引大手のアリババ集団<BABA>が8%安と急落しておりこれを嫌気する売りが優勢となっている。

    ■ナ・デックス <7435>  745円  +100 円 (+15.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
     ナ・デックス<7435>がストップ高カイ気配。同社は電子部品やFA関連機器商社で、溶接制御機器などに強みを持っている。業績は好調な自動車向けが牽引する形で会社側想定を上回って推移しており、9日取引終了後に発表した22年4月期決算は営業利益が前の期比88%増の11億7600万円と急拡大、会社側計画の9億500万円から大幅に上振れて着地した。また、23年4月期は前期比30%増の15億2500万円と高水準の伸びを見込んでおり、これを好感する買いを呼び込んでいる。なお、好業績を背景に株主還元も強化、前期年間配当は従来計画に12円増額となる33円を実施、今期は更に2円増配の35円を計画している。これにより配当利回りは5%前後に達し、インカムゲイン狙いの投資資金も誘導している。

    ■テックポイント・インク <6697>  1,126円  +150 円 (+15.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
     テックポイント・インク<6697>はストップ高カイ気配。9日の取引終了後、半導体製品2品が中国の電気自動車(EV)大手BYDの純正ドライブレコーダーに採用されたと発表しており、今後の業容拡大を期待した買いが膨らんでいるようだ。このドライブレコーダーは、BYDが販売する量産車の大半に搭載される予定にあるという。会社側では、年内に同製品をBYD向けで110万セット以上出荷することを目標にしている。

    ■千代田インテグレ <6915>  2,055円  +114 円 (+5.9%)  11:30現在 (訂正)
     千代田インテグレ<6915>が3日続伸している。9日の取引終了後に上限を40万株(発行済み株数の3.35%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は6月10日から12月31日までで、株主還元の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが狙い。なお、このうち19万9700株(同1.67%)は、10日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得した。取得価額は3億8761万円だった。

    ■VIX短先物 <1552>  2,273円  +91 円 (+4.2%)  11:30現在
     国際のETF VIX短期先物指数<1552>は大幅続伸。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時には上昇する特性を持つ。9日の米VIX指数は前日に比べ2.13(8.89%)ポイント高の26.09に上昇した。欧州中央銀行(ECB)は7月に量的緩和政策を終えることを決定し、同月中に政策金利の0.25%の利上げを行う見通しを示した。これを受け、米長期金利が上昇しNYダウは638ドル安と急落した。この米株安に逆行する格好で、VIX短先物は値を上げている。

    ■カーチスHD <7602>  233円  +8 円 (+3.6%)  11:30現在
     カーチスホールディングス<7602>は3連騰している。9日の取引終了後、子会社カーチスが東京スター銀行(東京都港区)と業務提携し、カーチス倶楽部会員向けに「スタービジネスカードローン」の提供を6月14日に開始すると発表しており、これが好材料視されている。「スタービジネスカードローン」の提供開始により、カーチス倶楽部会員は事業用として担保・保証人なしに使途自由な資金を借り入れ申し込みすることが可能となる。これにより、従業員の給料や設備投資など急な出費に対しても、インターネットを介して融資をスピーディーに受けることで資金不安を解消でき、車両ビジネスに専念できる環境と安定的な車両仕入れが可能になるとしている。

    ●ストップ高銘柄
     ユビAI <3858>  542円  +80 円 (+17.3%) ストップ高   11:30現在
     など、4銘柄

    ●ストップ安銘柄
     なし

    株探ニュース