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    2022年6月7日 11時40分

    話題株ピックアップ【昼刊】:Jパワー、三菱UFJ、ソフトバンクG

    ■極東開発工業 <7226>  1,516円  +103 円 (+7.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
     極東開発工業<7226>は急伸。6日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を200万株(発行済み株数の5.0%)、または25億円としており、取得期間は22年7月1日から23年6月30日まで。経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。

    ■Jパワー <9513>  2,177円  +142 円 (+7.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
     Jパワー<9513>が急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は6日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエイト」に引き上げた。目標株価は1770円から2880円に見直した。同証券では23年3月期の連結経常利益を従来予想の770億円から会社計画と同水準の1000億円(前期比37.3%増)に上方修正した。電気事業セグメント(電力販売価格上昇による粗利益改善)や電力周辺関連事業セグメント(豪州炭鉱権保有会社における石炭販売価格上昇による増益など)の増額修正が寄与する。今期配当も同証券の従来予想比5円増の80円(会社計画80円)を予想している。

    ■ジョイフル本田 <3191>  1,667円  +75 円 (+4.7%)  11:30現在
     ジョイフル本田<3191>は大幅続伸している。6日の取引終了後に上限を250万株(発行済み株数の3.76%)、または25億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は6月21日から12月20日までで、資本効率を高め1株当たり利益の増大を図ることが目的という。同時に、株主優待制度の一部を変更すると発表した。現行制度では保有株数に応じて商品券または茨城産米を贈呈していたが、22年6月20日時点の株主からこれにカタログギフトや寄付を加えたうえで選択できるようにする。

    ■岩谷産業 <8088>  5,670円  +160 円 (+2.9%)  11:30現在
     岩谷産業<8088>が続伸。7日付の日本経済新聞朝刊で「岩谷産業はノルウェーの資源会社、ノルディック・マイニングに出資する」と報じられており、これが材料視されているようだ。記事によると、出資額は1億9170万クローネ(約26億円)。チタンの主原料であるルチル鉱石を調達するとしており、ロシアによるウクライナ侵攻などを受けて安定供給が期待できる北欧の鉱区に調達先を広げる狙いがあるという。

    ■薬王堂ホールディングス <7679>  2,034円  +46 円 (+2.3%)  11:30現在
     薬王堂ホールディングス<7679>は3日ぶりに反発。6日の取引終了後に発表した5月度の月次速報で、既存店売上高が前年同月比2.3%増と6カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。客数は同0.5%増、客単価が同1.8%増とともに増加基調を継続した。

    ■三菱UFJ <8306>  751.7円  +12.9 円 (+1.8%)  11:30現在
     三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が商いを膨らませ4日ぶりに反発しているほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>も買い優勢の展開となるなど、メガバンクに投資資金が誘導されている。前日の米国債券市場では長期債が売られ、米10年債利回りが大幅に上昇、5月9日以来約1カ月ぶりに終値ベースで3%台に乗せてきた。これを受け米国事業を展開するメガバンク各社は、運用利ザヤの拡大期待が株価を刺激している。

    ■ソフトバンクグループ <9984>  5,485円  +94 円 (+1.7%)  11:30現在
     ソフトバンクグループ<9984>が買い優勢の展開。前週末に300ポイントを超える大幅安となったナスダック総合株価指数も、週明けは米長期金利が急上昇したにもかかわらず小幅ながらプラス圏で着地し、フシ目の1万2000ポイント近辺で頑強な値動きをみせている。米ハイテク株へ積極投資する同社にとってはプラス材料といえる。また、株式需給面では信用の買い残の整理が進捗しており、直近データでは1000万株強まで減少している。仮に1000万株を下回れば、昨年4月末以来約1年1カ月ぶりとなる。戻り売り圧力の減少も買いを誘導する背景となっているもようだ。

    ■トヨタ自動車 <7203>  2,199円  +36 円 (+1.7%)  11:30現在
     トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など大手自動車メーカーが揃って買い優勢の展開となっている。米長期金利の上昇を背景に外国為替市場ではドル買い・円売りの動きが一段と活発化し、足もと1ドル=132円台に入る円安が進行、これが輸出株比率の高い自動車セクターに追い風材料となっている。中国・上海市のロックダウンも解除され、これもサプライチェーンリスクに対する懸念後退でポジティブ要因として株価に作用している。テクニカル的にはトヨタ、ホンダいずれも25日移動平均線をサポートラインに上昇転換が見込まれる状況にある。

    ■コスモHD <5021>  3,985円  +55 円 (+1.4%)  11:30現在
     コスモエネルギーホールディングス<5021>が4日続伸している。子会社のコスモ石油が6日、アブダビ首長国で製造されたブルーアンモニアについて、アブダビ国営石油会社(ADNOC)と売買契約を締結したと発表したことが好感されている。今回の売買契約締結によりコスモ石油は、ADNOCとオランダOCI社の合弁会社ファーティグローブ社が既存のアンモニア製造設備において、製造時に排出されるCO2を分離・回収して地層に貯留することでブルーアンモニアとして試験的に出荷する製品を購入。ISOコンテナで日本に輸送し、自社事業所で使用する予定としている。

    ■ENEOS <5020>  566.5円  +5 円 (+0.9%)  11:30現在
     ENEOSホールディングス<5020>が8日続伸し新高値。6日、NEC<6701>から電気自動車(EV)の充電設備を用いたEV充電サービスの事業譲渡契約を締結し、EV充電器約4600基の運営を開始したと発表した。ENEOSではEVの普及を見据え、EV充電ネットワークの拡充を推進している。この日は、NECからの事業取得によるEV充電サービスの強化を好感する買いが流入している。

    ■青山商事 <8219>  908円  +6 円 (+0.7%)  11:30現在
     青山商事<8219>が6日続伸している。午前10時30分ごろに発表した5月度の月次売上高(速報)で、ビジネスウェア事業の既存店売上高が前年同月比22.7%増と8カ月連続前年実績を上回ったことが好感されている。フォーマルが堅調に推移したという。なお、全店売上高は同16.4%増だった。

    ■レーザーテック <6920>  17,915円  -430 円 (-2.3%)  11:30現在
     レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>がいずれも売りに押される展開。両銘柄はプライム市場の売買代金で1位と2位を占めており、マーケットの注目度は高いものの目先利益確定を急ぐ動きが優勢となっている。前日の米国株市場では米長期金利の上昇が嫌気され半導体セクターなど成長株は冴えない動きとなった。主要株価指数は上昇したものの、インテル<INTC>やアドバンストマイクロデバイシズ<AMD>など半導体主力銘柄の一角が軟調で、東京市場でもこの流れを引き継ぐ形となっている。なお、10時40分現在日経平均のマイナス寄与度では東エレクが首位で、2位がアドバンテスト<6857>となっている。

    ■セリア <2782>  2,400円  -43 円 (-1.8%)  11:30現在
     セリア<2782>は続落。6日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比4.5%減となり、7カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気されている。客数が同2.3%減、客単価が同2.3%減とともに減少した。なお、全社売上高は同0.5%増だった。

    ■ランサーズ <4484>  314円  +75 円 (+31.4%)  11:30現在
     ランサーズ<4484>が大幅高となっている。同社は6日、メタバース空間で学べるハイスキルデジタル人材育成サービス「ランサーズデジタルアカデミー」を正式に開講したと発表しており、これが株価を刺激しているようだ。開講に伴い「UI/UXデザインマスターコース」も新たに公開し、事前受付を開始。同コースは120社以上の企業にデザインと開発のサポートをしてきたファンタラクティブ(東京都中央区)を講師に迎え、受講生の仕事に直結する学習コンテンツを提供し、ハイスキルなUI/UXデザイナーを育成するとしている。

    ■シンワワイズ <2437>  727円  +100 円 (+16.0%) ストップ高   11:30現在
     Shinwa Wise Holdings<2437>の物色人気が加速、寄り付きから大量の買い注文が入り、前日比100円高はストップ高となる727円に張り付いている。株価は連日の年初来高値更新となり、昨年3月の急騰でつけた735円奪回も目前に迫っている。ここを上抜けば、2017年7月以来、約5年ぶりの高値圏に浮上する。同社は美術品公開オークションの企画・運営で業界首位に位置するが、政府の水際対策緩和による外国人観光客の入国が活発化で高額商品の需要増加も予想され、同社の収益機会拡大に対する思惑が膨らんでいる。また、時流を捉え投資サロンやアートファンドの組成に積極的な姿勢を示していることから、業容拡大期待が大きい。子会社を通じて仮想空間における江戸の町「江戸バース」製作に取り組んでいることも話題を呼んでいる。株式需給面では、「貸株調達による外資系経由の空売りが高水準で、買い戻しによる株価浮揚効果も働いている」(ネット証券マーケットアナリスト)とみられている。

    ●ストップ高銘柄
     ケイブ <3760>  1,345円  +300 円 (+28.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
     ガーラ <4777>  645円  +100 円 (+18.4%) ストップ高   11:30現在
     など、3銘柄

    ●ストップ安銘柄
     IRジャパン <6035>  2,870円  -700 円 (-19.6%) ストップ安売り気配   11:30現在
     以上、1銘柄

    株探ニュース