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    2021年6月30日 22時53分

    マイクロンが反発 アナリストが目標株価を110ドルに引き上げ=米国株個別

     半導体のマイクロン・テクノロジー<MU>が反発。同社は本日引け後に決算発表が予定されている。その前にアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を110ドルに引き上げた。前日終値から30%の上昇を示唆。2022年もタイトな供給環境が続くことを背景に挙げている。ただ、今回は決算への期待を背景にした投資判断引き上げではないとも注釈している。

     供給および設備投資の状況、そして、需要といった複数の要素の組み合わせから、半導体の供給環境は来年も制限されることが見込まれるという。それがDRAM価格に影響を与えると見込んでいるようだ。

     今年の同社株はアンダーパフォームで推移しているが、短期的には株価動向は懸念される。今年の半導体指数(SOX指数)が20%上昇しているのに対して、同社株は10%の上昇に留まっている。しかし実際、いくつかの懸念はあるものの、それとは遥かに異なるシナリオも見込まれるとも語った。

    (NY時間09:43)
    マイクロン<MU> 84.19(+1.26 +1.52%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美