NYダウ (19日終値)
37,986.40
+211.02
0.55%
S&P500 (19日終値)
4,967.23
-43.89
-0.88%
ナスダック (19日終値)
15,282.00
-319.49
-2.05%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  S&P500【SPX】
  •  >  ニュース
  •  >  15日の米国市場ダイジェスト:NYダウ151ドル高、金利低下を好感
  • スタンダード・アンド・プアーズ500種指数 (S&P500)【SPX】の最新ニュース

    10分ディレイ
    SPX
    スタンダード・アンド・プアーズ500種指数
    4,967.23
    前日比
    -43.89 (-0.88%)
    NY時間
    日本時間
    PER
    PBR
    利回り
    %

    株探プレミアムに登録すると...

    初回30日間無料!

    お気に入り銘柄を無制限で登録できるようになります。

    銘柄ニュース
    戻る
    2022年8月16日 7時42分

    15日の米国市場ダイジェスト:NYダウ151ドル高、金利低下を好感

    ■NY株式:NYダウ151ドル高、金利低下を好感

    米国株式市場は続伸。ダウ平均は151.39ドル高の33912.44ドル、ナスダックは80.87ポイント高の13128.05で取引を終了した。8月NY連銀製造業景気指数や8月NAHB住宅市場指数がネガティズ域に落ち込み景気減速懸念に売られ、寄り付き後、下落。中国政府のゼロコロナ政策を受けた都市封鎖が影響し中国の低調な経済指標に加え、中国人民銀行が予想外の利下げに踏み切ったため世界経済への懸念も広がったことも売り材料となり、前場は軟調推移が続いた。後場に入り、金利低下に伴うハイテク株の上昇が相場を支援したほか、先週発表されたインフレ指標の改善を受け物価鎮静化への期待を受けた買いも続き、上昇に転じ終了。セクター別では、自動車・自動車部品、家庭・パーソナル用品が上昇した一方、エネルギーが下落した。

    エンターテインメントのディズニー(DIS)は物言う株主のダン・ローブ氏が率いるヘッジファンド、サードポイントが同社株を新たに購入したことが明らかになり、上昇。バイオのモデルナ(MRNA)は英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)が成人向け追加接種として、同社製の新型コロナ変異型にも対応する2価ワクチンを世界で初めて承認したことを好感し、買われた。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は、マスク最高経営責任者(CEO)が週末に、現時点で300万台以上の自動車を生産、そのうち100万台が中国工場で生産されたことを歓迎するツイートをしたため、収益増期待が広がったほか、ソロスファンドの同社株購入も明らかになったため、買われた。ディスカウント小売りのウォルマート(WMT)は動画配信サービスを巡りメディアのパラマウント(PARA)と提携を結んだことが明らかになり、上昇。ヘルスケアのカーディナルヘルス(CAH)は、物言う株主エリオット・インベストメント・マネジメントによる同社株保有が報じられ、上昇した。一方で、エネルギー関連のシェブロン(CVX)、マラソンオイル(MRO)は原油価格の下落に連れ、減益懸念に下落。

    投資家の恐怖心理を示すVIX指数は節目の20割れで推移した。

    HorikoCapitalManagementLLC


    ■NY為替:米経済指標悪化も追加利上げ観測根強くドルは強含み

    15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円56銭まで下落後、133円34銭まで上昇し、133円32銭で引けた。8月NY連銀製造業景気指数が予想外に6月来のマイナスに再び落ち込んだほか、8月NAHB住宅市場指数も50割れとネガティブ圏に落ち込み、それぞれパンデミックによる経済封鎖以降で最低となったためドル売りが強まった。中国の7月小売売上高や鉱工業生産の伸びが予想外に鈍化したほか、中国人民銀行が予想外の利下げに踏み切り、世界経済の成長鈍化を警戒したリスク回避の円買いも目立った。その後、根強い連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測を受けてドルの買戻しが強まった。

    ユーロ・ドルは1.0223ドルへ強含んだのち、1.0155ドルまで下落し、1.0159ドルで引けた。米国経済指標の弱い結果を受けたドル売りが一時強まったものの、欧米金利差拡大観測に伴うユーロ売り・ドル買い意欲が強く押された。ユーロ・円は135円82銭から135円28銭まで下落。米国や中国経済指標の低調な結果に加えて、中国人民銀行が予想外の利下げに踏み切り世界経済への成長懸念にリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.2114ドルまで上昇後、1.2050ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9419フランから0.9471フランまで上昇した。


    ■NY原油:続落で89.41ドル、一時87ドルを下回る

    NY原油先物9月限は続落(NYMEX原油9月限終値:89.41 ↓2.68)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-2.68ドルの89.41ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは86.82ドル-92.10ドル。アジア市場の序盤で92.10ドルまで買われたが、需要増加を期待した買いは縮小し、ロンドン市場で節目の90ドルを下回った。ニューヨーク市場の序盤にかけて86.82ドルまで一段安となったが、米国株式の下げ渋りを意識した買いが観測されており、通常取引終了後の時間外取引では89ドルを挟んだ水準で推移した。


    ■主要米国企業の終値

    銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

    バンクオブアメリカ(BAC) 36.25ドル -0.05ドル(-0.14%)
    モルガン・スタンレー(MS) 92.02ドル +0.36ドル(+0.39%)
    ゴールドマン・サックス(GS)355.85ドル +2.03ドル(+0.57%)
    インテル(INTC) 36.34ドル +0.23ドル(+0.64%)
    アップル(AAPL) 173.19ドル +1.09ドル(+0.63%)
    アルファベット(GOOG) 122.88ドル +0.23ドル(+0.19%)
    メタ(META) 180.89ドル +0.39ドル(+0.22%)
    キャタピラー(CAT) 195.95ドル -0.89ドル(-0.45%)
    アルコア(AA) 51.70ドル -1.06ドル(-2.01%)
    ウォルマート(WMT) 132.60ドル +0.38ドル(+0.29%)
    《ST》

     提供:フィスコ