ｻｳﾝﾄﾞﾌｧｲﾅﾝｼｬﾙﾊﾞﾝｺｰﾌﾟの適時開示・決算・その他

UNITED STATES

SECURITIES AND EXCHANGE COMMISSION

Washington, D.C. 20549

___________________________

FORM 8-K

_____________________________________________

現行レポート

1934年証券取引所法第13条または第15条(d)に基づく

報告日（最も古いイベントの報告日）：2025年7月29日


SOUND FINANCIAL BANCORP, INC.
(チャーターで指定された登録者の正確な名前)

メリーランド

001-35633

45-5188530

(法人設立の州またはその他の管轄区域)

(Commission File No.)

(IRS Employer Identification No.)


2400 ワシントン州シアトル市3rdアベニュー、スイート150						98121
(主要経営陣の住所)						(Zip Code)


登録者の電話番号（市外局番を含む）。(206) 448-0884

(前回の報告書以降に変更があった場合、旧姓または旧住所)

Form8-Kの提出が、以下の条項のいずれかに基づく登録者の提出義務を同時に満たすことを意図している場合は、以下の該当するチェックボックスをチェックしてください：


☐			証券法に基づく規則425に従った書面によるコミュニケーション（17 cfr 230.425)
☐			取引所法の下でのルール14a-12（17 cfr 240.14a-12）に基づく資料の勧誘。)
☐			取引所法の規則14d-2(b)に基づく開始前のコミュニケーション（17 cfr 240.14d-2(b))
☐			証券取引法の規則13e-4(c)に基づく開始前のコミュニケーション（17 cfr 240.13e-4(c))

法第12条(b)に従って登録された証券：


Title of each class	Trading Symbol(s)	登録されている各取引所の名称

普通株式、額面0.01ドル	SFBC	the nasdaq stock market llc

登録者が1933年証券法規則405または1934年証券取引法規則12b-2に定義される新興成長企業であるかどうかをチェックマークで示す。

Emerging growth company ☐

新興成長企業の場合、登録者が取引所法第13条(a)に従い提供される新規または改訂された財務会計基準に準拠するための延長された移行期間を使用しないことを選択した場合は、チェックマークで示す。 2025年7月29日、サウンド・コミュニティ・バンクの持株会社であるサウンド・ファイナンシャル・バンコープ・インク（ナスダック：SFBC、以下「当社」）は、2025年6月30日に終了した第2四半期および期間の業績を発表する決算プレスリリースを発表した。このプレスリリースのコピーは別紙99.1としてここに添付され、参照することによりここに組み込まれる。

☐

Item s このレポートに含まれるもの

Item 2.02. 営業成績および財務状況

Item 8.01. Other Events

2025年7月29日、当社は取締役会において、当社普通株式に対して1株当たり0.19ドルの現金配当を、2025年8月11日営業終了時点の登録株主に対して2025年8月25日に支払うことを決議したと発表した。このプレスリリースのコピーは別紙99.1としてここに添付され、参照することによりここに組み込まれる。

Item 9.01. 財務諸表および添付資料

(d) 展示品

以下の展示物をここに提出し、このリストを展示物索引とする：


99.1			2025年7月29日付プレスリリース：2025年第2四半期決算および四半期配当について
104			カバーページインタラクティブデータファイル（inline xbrlドキュメントに埋め込まれています。)

SIGNATURES

1934年証券取引法の要件に従い、登録者は本報告書に正式に権限を付与された署名者により、登録者を代表して署名させた。


	SOUND FINANCIAL BANCORP, INC.

Date: July 29, 2025	By:	/s/ Laura Lee Stewart
		Laura Lee Stewart
		President/CEO

EX-99.1 2 a06302025earningsrelease-e.htm EX-99.1 Document

サウンド・ファイナンシャル・バンコープ2025年第2四半期決算

ワシントン州シアトル、2025 年 7 月 29 日 - サウンド・コミュニティ・バンク（以下「バンク」）の持株会社であるサウンド・ファイナンシャル・バンコープ（以下「当社」）（Nasdaq: SFBC）は本日、2025 年 6 月 30 日に終了した四半期の純利益が 210 万ドル（希薄化後 1 株当たり利益 0.45ドル）となったことを発表した。これに対し、2025年3月31日に終了した四半期は120万ドル（希薄化後1株当たり利益0.45ドル）、2024年6月30日に終了した四半期は79万5000ドル（希薄化後1株当たり利益0.31ドル）であった。また当社は本日、取締役会が当社普通株式に対する現金配当を1株当たり0.19ドルとし、2025年8月11日営業終了時点の登録株主に対して2025年8月25日に支払うことを宣言したと発表した。

社長／最高経営責任者および最高財務責任者のコメント

「当グループがサービスを提供する地域社会と顧客は経済の不確実性に影響を受け続けていますが、当グループは引き続き、ステークホルダーの銀行業務ニーズへの対応に注力しました。この取り組みにより、当四半期の貸出金残高は 2%増加しました。与信の質は改善しましたが、ローン・ポートフォリオの増加により、当四半期には引当金繰入額が発生しました。ローリー・スチュワート社長兼最高経営責任者（CEO）は次のように述べました。「当行はまた、資金調達コストを 5bp 引き下げ、マネー・マーケット商品を重視しました。「当行のチームは引き続き、信用力の維持、純利鞘の改善、経費の抑制に注力しています。重要なことは、当四半期中に 4 件の大型不良債権のうち 3 件を解消したことで、信用力、純利息利益、当期純利益が大幅に改善したことです。ほとんどのローン・カテゴリーで成長を達成し、商業貸付グループは、近い将来の継続的成長を支える堅固なパイプラインを維持しています。利回りの低い貸出債権の入れ替えとポートフォリオの拡大により、正味受取利息は引き続き改善しています。同時に、連邦準備制度理事会（FRB）による先の金利引き下げに牽引された資金調達コストの低下も、より緩やかなペースではありますが、継続すると予想しています。前四半期に述べたように、当グループは、先行するテクノロジー投資による経費削減効果を引き続き実現しており、当グループの成長に伴い、さらなる効率化が期待されます。

Q2 2025 Financial Performance

2025年6月30日現在の総資産は、2025年3月31日現在の10億7,000万ドルから1,090万ドル（1.0％）減少して10億6,000万ドルとなり、2024年6月30日現在の10億7,000万ドルから1,660万ドル（1.5％）減少した。

正味受取利息は、2025 年 3 月 31 日に終了した四半期の 810 万ドルから 120 万ドル（14.7%）増加し、2025 年 6 月 30 日に終了した四半期は 930 万ドルとなり、2024 年 6 月 30 日に終了した四半期の 740 万ドルから 180 万ドル（24.3%）増加した。

純利鞘（年率換算）は、2025 年 3 月 31 日に終了した四半期が 3.25％、2024 年 6 月 30 日に終了した四半期が 2.92％であったのに対し、2025 年 6 月 30 日に終了した四半期は 3.67％となった。

2025年6月30日現在のポートフォリオ保有貸出金は、2025年3月31日現在の8億8,620万ドルから1,810万ドル（2.0%）増加し9億430万ドルとなり、2024年6月30日現在の8億8,930万ドルから1,500万ドル（1.7%）増加した。

2025年3月31日に終了した四半期および2024年6月30日に終了した四半期には、それぞれ203千米ドルおよび109千米ドルの貸倒引当金戻入額が計上されたのに対し、2025年6月30日に終了した四半期には170千米ドルの貸倒引当金戻入額が計上された。2025年6月30日現在、貸出金残高に対する貸倒引当金の比率は0.94%（2025年3月31日現在0.95%、2024年6月30日現在0.96%）であった。

預金総額は、2025年3月31日時点の9億1,030万ドルから1,090万ドル（1.2%）減少し、2025年6月30日時点では8億9,950万ドルとなり、2024年6月30日時点の9億6,080万ドルから730万ドル（0.8%）減少した。無利息預金は、2025年3月31日時点の1億2,670万ドルから250万ドル（2.0%）減少し、2025年6月30日時点では1億2,420万ドルとなり、2024年6月30日時点の1億2,490万ドルから718万ドル（0.6%）減少した。

非金利収入合計は、2025 年 3 月 31 日に終了した四半期に比べ 22 千ドル（2.0%）増加し 110 万ドルとなり、2024 年 6 月 30 日に終了した四半期に比べ 42 千ドル（3.6%）減少しました。

預貸率は2025年3月31日および2024年6月30日現在ともに98％であったのに対し、2025年6月30日現在101％となっている。

非金利費用は、2025 年 3 月 31 日に終了した四半期に比べ 249 千ドル（3.1%）減少して 770 万ドルとなり、2024 年 6 月 30 日に終了した四半期に比べ 72 千ドル（0.9%）減少しました。

2025年6月30日現在の不良債権総額は、2025年3月31日現在の970万ドルから630万ドル（65.1%）減少して340万ドルとなり、2024年6月30日現在の890万ドルから550万ドル（62.2%）減少した。2025年6月30日現在の不良債権比率は0.37％、貸倒引当金比率は253.59％であった。

当行は引き続き規制要件を上回る資本水準を維持しており、2025年6月30日現在、「資本は潤沢」に分類されている。

Operating Results

信用損失引当金繰入（戻入）後の純金利収入


	For the Quarter Ended				2025年第2四半期対 2025年第1四半期			2025年第2四半期対 2024年第2四半期
	June 30,2025		March 31,2025			June 30,2024		Amount ($)		Percentage (%)		Amount ($)		Percentage (%)
	(Dollars in thousands, unaudited)
受取利息	$	14,915	$	13,706		$	14,039	$	1,209	8.8	%	$	876	6.2	%
支払利息	5,660		5,635			6,591		25		0.4	%	(931)		(14.1)	%
Net interest income	9,255		8,071			7,448		1,184		14.7	%	1,807		24.3	%
貸倒引当金繰入（戻入）額	170		(203)			(109)		373		(183.7)	%	279		(256.0)	%
信用損失引当金繰入（戻入）後の純金利収入	9,085		8,274			7,557		811		9.8	%	1,528		20.2	%

2025年第2四半期対 2025年第1四半期

受取利息は、前年同期の 1,370 万ドルから 120 万ドル（8.8％）増加し、1,490 万ドルとなりました。前四半期からの受取利息の増加は主に、受取利息のある現金の平均残高が増加したこと、貸出金の平均利回りが 45bp 上昇したこと、および投資の平均利回りが 45bp 上昇したことによるものです。受取利息はまた、ローンの返済および変動金利資産の金利調整のタイミング、ならびに有利子現金残高の増加による流動性展開の増加により増加しました。

貸出金利息収入は、2025 年 3 月 31 日に終了した四半期の 1,260 万ドルに対し、2025 年 6 月 30 日に終了した四半期は 110 万ドル（8.8％）増加し、1,370 万ドルとなりました。貸出金総額の平均残高は、2025 年 3 月 31 日に終了した四半期が 8.96 億ドルであったのに対し、2025 年 6 月 30 日に終了した四半期は 8.950 億ドルとなりました。ローン合計の平均残高の変動は、主に商業用および複合住宅用ローン、製造住宅用ローン、変動住宅用ローンの増加によるものですが、建設・土地ローンおよび1～4世帯用ローンの減少により相殺されました。ホーム・エクイティ・ローン、商業用ビジネス・ローン、その他消費者ローンの平均残高は、2025年第1四半期から比較的横ばいで推移しました。総ローンの平均利回りは、2025年3月31日に終了した四半期の5.69%から、2025年6月30日に終了した四半期は6.14%となりました。これは主に、過去にノンアクルーアルとなっていたローンの返済、高金利での新規ローンの組成、変動金利ローンの上方修正による受取利息の計上によるものです。当四半期中に、いくつかの大型の未収利息不計上貸出金が償却されたことは、貸出金利回りの改善に大きく寄与しましたが、将来的にこのようなことが繰り返されるとは限りません。

投資からの受取利息は、2025年3月31日に終了した四半期が108千ドルであったのに対し、2025年6月30日に終了した四半期は123千ドルであった。有利子現金からの受取利息は、2025 年 3 月 31 日に終了した四半期が 100 万ドルであったのに対し、2025 年 6 月 30 日に終了した四半期は 8.7 万ドル増加し 110 万ドルとなりました。この増加は、当四半期の有利子現金の平均残高が増加したことによるものです。

当四半期の支払利息が前四半期から増加した主な要因は、普通預金および MM 口座の平均残高および金利が増加したことですが、証書貸付口座の平均残高および金利が減少したこと、要求払い預金および NOW 口座の残高が減少したことにより相殺されました。2025年6月30日に終了した四半期の平均預金コストは2.34％で、2025年3月31日に終了した四半期の 2.37％から低下しました。2025年6月30日に終了した四半期のFHLBアドバンスの平均コストは4.28%で、2025年3月31日に終了した四半期の4.25%から上昇しました。

2025年3月31日に終了した四半期には、170千米ドルの貸倒引当金を計上しました。内訳は、貸出金に対する貸倒引当金繰入額164千米ドル、未積立貸出約定に対する貸倒引当金繰入額6千米ドルです。これに対し、2025年3月31日に終了した四半期は、貸出金に対する貸倒引当金繰入額85千ドルおよび未積立貸出コミットメントに対する貸倒引当金繰入額118千ドルの合計203千ドルを計上した。2025年3月31日に終了した四半期と比べ、2025年6月30日に終了した四半期の貸倒引当金繰入額が増加した主な要因は、貸出金ポートフォリオが拡大したこと、未積立の貸出コミットメント残高が増加したこと、および特定の貸出金セグメントに対して追加の定性調整を適用したことです。具体的には、消費者ローン・セグメントにおいて、製造住宅ローンおよび変動住宅ローンが集中したため、質的調整が増加しました。これらは、商業用建設ローンおよびフローティング・ホーム・ローン・セグメントにおける信用力の改善に伴う質的調整の廃止により一部相殺された。予想信用損失の見積もりは、市場の状況、債務者固有の情報、予想延滞率、債務者の返済能力に対する経済動向の予想影響など、様々な要因に基づいている。

2025年第2四半期対 2024年第2四半期

貸出金利息収入は、2024 年第 1 四半期の 1,230 万ドルから 140 万ドル（11.2％）増加し、2025 年第 1 四半期は 1,370 万ドルとなった。貸出金総額の平均残高は、2024 年第 1 四半期の 8,919 万ドルから、2025 年第 1 四半期は 8,950 万ドルとなりました。総ローンの平均利回りは、2024年6月30日に終了した四半期の5.56％から、2025年6月30日に終了した四半期は6.14％となった。貸出金平均利回りの上昇は、主に、過去に返済不能となった貸出金の返済による受取利息の計上、高金利での新規貸出の実行、および変動金利貸出金の上方リプライシングによるものです。

投資からの受取利息は、2024 年第 1 四半期の 133 千ドルに対し、2025 年第 1 四半期は 123 千ドルとなった。有利子現金からの受取利息は、2024 年第 1 四半期の 160 万ドルに対し、2025 年第 1 四半期は 110 万ドルとなり、48 万 9 千ドル減少しました。これは、受取利息にかかる利率の引き下げにより平均利回りが低下したこと、および平均残高が減少したことによるものです。

当四半期の支払利息が前年同期から減少した主な要因は、要求払い預金およびNOW勘定の平均残高が 1,560万ドル減少したこと、譲渡性預金口座の平均残高が2,920万ドル減少したこと、FHLBの立替金の平均残高が1,500万ドル減少したこと、ならびに市場金利の低下を反映し、全カテゴリーの利付預金の平均支払金利が低下したことです。これらの平均残高の減少は、普通預金および短期金融市場口座の平均残高の4,520万ドルの増加により一部相殺された。2025年6月30日に終了した四半期の平均預金コストは2.34%で、2024年6月30日に終了した四半期の2.67%から低下しました。2025年6月30日に終了した四半期のFHLB立替金の平均コストは4.28%で、2024年6月30日に終了した四半期の4.31%から低下しました。

2025年6月30日に終了した四半期に170千ドルの貸倒引当金繰入額を計上しましたが、その内訳は貸出金に対する貸倒引当金繰入額164千ドルおよび未積立貸出コミットメントに対する貸倒引当金繰入額6千ドルです。これに対し、2024年6月30日に終了した四半期には、貸倒引当金繰入額109千ドル（貸出金に対する貸倒引当金繰入額88千ドルと未積立貸出コミットメントに対する貸倒引当金繰入額21千ドル）を計上した。当四半期に計上された引当金の増加は、主に前述の要因を反映したものです。

Noninterest Income


	For the Quarter Ended				2025年第2四半期対 2025年第1四半期			2025年第2四半期対 2024年第2四半期
	June 30,2025		March 31,2025			June 30,2024		Amount ($)		Percentage (%)		Amount ($)		Percentage (%)
	(Dollars in thousands, unaudited)
サービス料および手数料収入	$	664	$	684		$	761	$	(20)	(2.9)	%	$	(97)	(12.7)	%
銀行保有生命保険（boli）の収益)	229		195			134		34		17.4	%	95		70.9	%
Mortgage servicing income	263		269			279		(6)		(2.2)	%	(16)		(5.7)	%
モーゲージ・サービシング・ライツの公正価値調整額	(80)		(99)			(116)		19		(19.2)	%	36		(31.0)	%
ローン売却の純利益	44		49			74		(5)		(10.2)	%	(30)		(40.5)	%
その他の収入	—		—			30		—		—	%	(30)		(100.0)	%
Total noninterest income	$	1,120	$	1,098		$	1,162	$	22	2.0	%	$	(42)	(3.6)	%

2025年第2四半期対 2025年第1四半期

2025年3月31日に終了した四半期と比べた当四半期の非金利収益の増加は主に以下の要因によるものである。

-BOLIからの利益は34千ドル増加したが、これは主に、金融市場の変動による契約価値の増加の影響が継続したためである。

-サービシング・ポートフォリオの全体的な縮小により、モーゲージ・サービシング権の公正価値の調整額が1万9,000ドル減少した：

-主に、2025年第1四半期に受領したMastercardの取引高奨励金が当四半期に計上されなかったことによるものである。

2025年3月31日に終了した四半期および2024年6月30日に終了した四半期に売却されたローンはそれぞれ200万ドルおよび400万ドルであったのに対し、2025年6月30日に終了した四半期に売却されたローンは合計360万ドルでした。2025年第2四半期のローン売却額は2025年第1四半期から増加しましたが、当四半期に売却されたローンの価格設定マージンの低下を反映し、関連純利益は5千ドル減少しました。

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